85: 名無しさん@おーぷん 2016/06/30(木)12:03:45 ID:Kd3
自分でもどうでもいいことだと思っているんだけど、未だに夢で見るので衝撃的だったんだと思う。
幼稚園の時、授業(って言うのかはよくわからないけど)の一環で書道をやった。
クラスのみんなは正座して幼稚園児なりに真剣にやってたけど俺は片手で鼻くそほじりながらやってたんじゃないかと思う。書道で使った筆にはなくその乾いた跡とかあったりするし。
幼稚園の時、授業(って言うのかはよくわからないけど)の一環で書道をやった。
クラスのみんなは正座して幼稚園児なりに真剣にやってたけど俺は片手で鼻くそほじりながらやってたんじゃないかと思う。書道で使った筆にはなくその乾いた跡とかあったりするし。
で、同じクラスのA、こいつは書道の習い事をしていて、多分一番真剣に書道やってた。
その時書いた奴は市の書道大会の園児の部みたいなのにに出展されたんだけど、よく分かんない結果になった。
金賞 他の幼稚園の誰かが書いた奴。子供心ながらきれいな字だと思った
銀賞 俺の 字のバランスも大きさも書き順もおかしいし、なんか半紙の隅に墨汁じゃない変なシミもある
銅賞 Aの 子供心ながら金賞と同じぐらいカッコイイと思った
佳作 五作品ぐらいえらばれた。金銅とくらべると少し劣る気はするけどそれでも綺麗な字だった
なぜか鼻くそほじりながら書いた俺の奴が、書道を習って一番頑張ってどう見ても綺麗なAの奴より上の賞とっちゃったんだよね。
幼稚園のみんなは「なんで俺君が銀賞何だろうねー?」なんて言うし、俺自身「どんなに高く評価しても努力賞ぐらいだろう」なんて思ってた。
Aはただ俺に「おめでとう」とだけ言ってくれた。
俺自身が銀賞って言うのに納得いかなくて先生や親に聞いたことがあるんだけど、流石に本人に「お前が賞を取るのは確かにおかしい」なんて言えなかったみたい、
苦笑いしながら「字は綺麗じゃないかもしれないけど、書いてるときの頑張りが審査員に伝わったんだよ」見たいなことを言われた。鼻くそほじりながら書いた作品に。
一週間ほど駅前のビルの中で賞をとった作品が展示されてたんで、母と見に行ったことがあるんだけど
そのときにAとA母を見かけて、A母がAに何か怒っていてAが涙目でA自身の作品を見ていたのが鮮明に記憶に残ってる。
他のところは日記からひろったりうろ覚えだったりするのに。
それから20年ぐらい経ってるし、その間地震に巻きこまれたり目の前で交通事故があったり、それなりに衝撃的な体験はしているんだけど、たまに見る悪夢は8割ぐらい、幼稚園児のAが泣きながら「なんでお前が銀賞何だ」って言ってくる夢。
Aは一度も俺にそんなこと言ってないはずだし、小学校までは普通に友達だったはずなんだけど。
未だに芸術家が芸能人の作品を批評する番組何かを見ると芸術家や家族の評価と俺の評価がまるっきり正反対だったりする。
86: 名無しさん@おーぷん 2016/06/30(木)14:58:29 ID:4im
某国みたいに英才教育を受けた子供が演奏する気持ち悪い表情浮かべながらロボットみたいな完璧な演奏と、子供らしく育った子供の下手くそでも一生懸命に演奏するのとじゃ比較にならないようなもんじゃない?
教育ママに怯えながら一生懸命に書かされるのと、命懸けの某国の子供は状況は違えど似てる気する。
上手くても心込もってないって感じ。
教育ママに怯えながら一生懸命に書かされるのと、命懸けの某国の子供は状況は違えど似てる気する。
上手くても心込もってないって感じ。
87: 名無しさん@おーぷん 2016/06/30(木)15:53:01 ID:3Fu
私も絵のコンクールで同じような経験あるわ
画伯までは行かない、普通に下手って感じで「賞とか取れるわけないしー」って思いながら毎回真面目に描いてた
毎年恒例のコンクールに向けて、絵を描きましょうってなった時になんか弾けたというか
「下手だし表彰されるわけないのに何でこんなん描かなきゃならんのじゃ、こんなん描く暇あるならポケモンやるわ」みたいな
とにかく凄い腹立たしさで一杯になりながら飼育小屋のうさぎ達を描いた
色ぬりの段階でも怒りが沸いてて、最初から最後までとにかく怒りが腹の中をグルグルしている中で描いたのを覚えてる
完成したのは異様に耳の長い怖い顔した汚い色のうさぎ達の絵で、我ながら酷いと思った
先生に怒られないか心配しながらも、描き直す余裕は無かったのでそれを提出
それで何故か賞貰ってスレタイ
審査員一言コメントに(のびのびしていて良い)とあったのもスレタイ
もの凄い怒りを込めて描いたのに何でのびのび?
芸術って分からん
画伯までは行かない、普通に下手って感じで「賞とか取れるわけないしー」って思いながら毎回真面目に描いてた
毎年恒例のコンクールに向けて、絵を描きましょうってなった時になんか弾けたというか
「下手だし表彰されるわけないのに何でこんなん描かなきゃならんのじゃ、こんなん描く暇あるならポケモンやるわ」みたいな
とにかく凄い腹立たしさで一杯になりながら飼育小屋のうさぎ達を描いた
色ぬりの段階でも怒りが沸いてて、最初から最後までとにかく怒りが腹の中をグルグルしている中で描いたのを覚えてる
完成したのは異様に耳の長い怖い顔した汚い色のうさぎ達の絵で、我ながら酷いと思った
先生に怒られないか心配しながらも、描き直す余裕は無かったのでそれを提出
それで何故か賞貰ってスレタイ
審査員一言コメントに(のびのびしていて良い)とあったのもスレタイ
もの凄い怒りを込めて描いたのに何でのびのび?
芸術って分からん
88: 名無しさん@おーぷん 2016/06/30(木)16:07:02 ID:4Su
俺も絵のコンクールで入賞したことがある
でもそれは俺が自由に書いた絵じゃない
俺が書きたいように描いた絵を担任が細々と何度も修正するように言ってその通りに何度も修正した絵
俺が最初に書いた絵の面影もない別作品になった
入賞すごいねなんて言われるたびに虚しく感じたこと思い出した
なんでも楽しくやるのが一番いいと思う
でもそれは俺が自由に書いた絵じゃない
俺が書きたいように描いた絵を担任が細々と何度も修正するように言ってその通りに何度も修正した絵
俺が最初に書いた絵の面影もない別作品になった
入賞すごいねなんて言われるたびに虚しく感じたこと思い出した
なんでも楽しくやるのが一番いいと思う
89: 名無しさん@おーぷん 2016/06/30(木)16:09:32 ID:uHX
>>87
前にどこかのスレで親から虐待を受けていて、親から優しくしてほしいと思ってその願望を絵にしたら全然違う受け止められ方をして入賞したという人が居たな
>>88
俺は先生のアドバイス通りに描いたら、良く描けてるねと最優秀賞を貰った()
前にどこかのスレで親から虐待を受けていて、親から優しくしてほしいと思ってその願望を絵にしたら全然違う受け止められ方をして入賞したという人が居たな
>>88
俺は先生のアドバイス通りに描いたら、良く描けてるねと最優秀賞を貰った()
90: 名無しさん@おーぷん 2016/06/30(木)16:24:51 ID:Hgc
ミスコンもそうだけど、ああいうのは「世間的にはコレが一番」っていうのを選ぶ
だから「子供らしい絵」の一番だったり「世界的に評価されるであろうアジア的な美女」だったり「子供が一生懸命書いただろう書」が選ばれる
「最も綺麗・美しい」が選ばれるというよりは「ザ・ステレオタイプのソレっつぽいやつ」を選ぶんだよ
だから「子供らしい絵」の一番だったり「世界的に評価されるであろうアジア的な美女」だったり「子供が一生懸命書いただろう書」が選ばれる
「最も綺麗・美しい」が選ばれるというよりは「ザ・ステレオタイプのソレっつぽいやつ」を選ぶんだよ
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1456802685/
コメント一覧
それがステレオタイプなもののときもあれば、そうでないときもある。
めぐり合わせ。
なので 金賞は真っ当に一番綺麗な字 銀賞には子供らしさを発揮したもの
の順番にしておけば良い感じになるだろう という審査員の需要にマッチした
怒りを作品にぶつけるって最高のパフォーマンスだよ
何かしらの感情がこもってる作品は人の心を動かすことが多い(良い悪いに関わらず)
審査員も>>87の強い感情を感じ取って「のひのび」と言ったんじゃない
ずぼらすぎるwと担任に笑われた。まあ、賞なんかべつに欲しくないし、ずぼらなのは自覚してた。
でも結局コンクールで審査員賞みたいなのもらえた。
あるんだよなあ。と図工1-2のぶきっちょが小1のとき一度だけ交通安全ポスターで
最優秀もらったのを今思い出す実話
男らしさ・女らしさだと反発されるのが当たり前なのに、
子供に対しては一方的に押し付けたり祀り上げたりするよな
その後大人になり分かったことは、「子供っぽいノビノビした感じ」を何故か大事にするんだよね、そういうの決める人たちって。
絵だと、子供が「綺麗に本物っぽく描いた絵でパースもとれちゃったりしてる絵」より「描かれた人間は家より大きく描かれた花は人間よりも大きいクレヨンでグチャっと描いた様な絵」を好む。
特にお年寄りはそういう傾向にあるんじゃないかな。
そういう考え方には今でも違うだろと違和感を感じるけど、少なくても日本はそういう価値観なんだと思うしかない。
そんなコトを大事にするのなららコンクール等の「賞で優劣を決める」ようなことしないければいいのに、とは心底思う。
(運動会等で最近は一部は順位つけないとかとは意味が違う。運動会等の順位は絶対必要だと思うし、コンクールだってちゃんとした基準で順位つけは必要だと思うけど・・・こんな変な基準ならって意味で。)
※7※8等見ても、やはり多くの人が実感した「ココおかしくない?」なんだな~と再確認。
小学4年の時に読書感想画を提出させられて、少ししてから図書室にそれが貼り出されてた
自分のは銅賞だったか銀賞だったか、それすらどうでもいい感じで、もともと図鑑を描き写すのが好きだった自分は、感想画って言っても昆虫記とか動物記方面に逃げていて明らかに異質だし、そんなもん他と比べようがないよなあって変に冷めてたからむしろ賞が付いてる方が不思議な気がした
ただ、他の子の描いていた「グルグルの太陽とステレオタイプの家と花壇」とか、「ニコニコした顔‐首‐胴体…とセパレート化された操り人形みたいな形の人達が真上から見たひしゃげたテーブルを囲んでいる画」とか、自分にはどれも似たり寄ったりに見えるのに、賞がついてる方の絵はどこが「上手」なんだろうって疑問が芽生えちゃって、かなり真剣に見比べてたんだw
そしたら司書の先生だったかな、「<俺>ちゃんのはねぇ、上手なんだけど他の先生たちに『子供らしくないから』って言われちゃって…」って教えてくれた
本当に目から鱗だったよ、「子供らしい」なんて物の見方をしたことはなかったもんなw
あの時の先生ありがとう、学校で教わった事の中で一番納得できた疑問だったw