元スレ:◇ 心霊ちょっといい話 ver.14 ◇
https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1231943568/


26: 本当にあった怖い名無し 2009/01/25(日) 23:10:07 ID:7j8DSC9X0
あんまり大したことじゃないんですがカキコ。
長いので分けます。

昨日、会社の同僚の結婚パーティーにお呼ばれされて、
新郎の妹さんの旦那さんが守護霊とかが見えるらしいという
話を以前聞いたことがあったので、この機会に見てもらった。




鑑定の結果、白猫と洋服を着たおしゃれなおばあちゃん、
そして黒い影があるとのこと。

結果聞いた瞬間、ぼろぼろ涙出てきた。
白猫は2年前に近所の病院で亡くなった飼い猫のシロで、
洋服着たおばあちゃんは、私が中学2年の時に自宅の庭で倒れて
亡くなったうちのばーちゃんだった。

27: 26 2009/01/25(日) 23:11:14 ID:7j8DSC9X0
シロは最初捨て猫で、小学校の高学年くらいの時に家猫に昇格したんだけど
そいつは母親にしかなつかなくて、私の姿と声を聞くとそそくさと
逃げる、私の部屋にも寄り付かないようなやつで、よくだっこしたり
頭なでたりすると顔が引きつってたwww

シロが死ぬ前日、母親が病院へ連れてったときに今夜がヤマですと
言われたんだけど、私は仕事が終わらず家に帰らずホテルに泊まった。

そのまま出社した朝、母親から連絡がありシロが朝方亡くなったと
病院から連絡があったと話を聞いたときは、最後を看取ることが
できなくって悔しくてぼろぼろ泣いた。

絶対、シロには嫌われてただろうなーなんて思ってたけど、
旦那さんいわく「結構あなたのことが好きだったみたい。」だって。
なんだよ、ツンデレじゃねぇかwww

28: 26 2009/01/25(日) 23:12:16 ID:7j8DSC9X0
ばーちゃんは、猫が嫌いで母親が外猫にえさあげたり、シロを部屋に
入れてあげてたりするとよく文句言ってたんだけど、死ぬ前になんでか
シロのことを家猫として認めてくれたり、反抗期真っ盛りで
一緒のテーブルで食事をしない私に、いつもはなにも言わないばーちゃんが
死ぬ前日くらいに
「一緒に食事しないのかい?さびしいねぇ」
なんて言ってたけど、そんなのお構いなしに一人居間のこたつで
テレビ見ながら別のとこで食事してた。

その旦那さんを通じてばーちゃんから、
「この子は人に冷たかったり、つっけんどんにするとことがあるからそこを直すように言ってくれ」
って伝言を聞いた瞬間、亡くなってから、墓参りなんてあんまり行かないような
孫の私をまだ心配してくれてることが申し訳なくて、余計に涙出た。

パーティーと二次会が終わって、家に帰って速攻仏壇にお線香あげて
ばーちゃんにありがとう、こんな孫でごめんねって言った。
これからは、ちゃんと両親と墓参りに行くようにしようと思った。
ちなみに、黒い影はその旦那さんに祓ってもらいました。

長文スマソ。