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52: おさかなくわえた名無しさん 04/03/24 13:00:00 ID:wYxoLmXZ
大病を患って入院中の時の話。

「ママの手術がうまくいきますように。」って、
子供がビーズのブレスレット作ってくれて、
それをすごーく大切にして、いつも身に付けていました。




でも、ある日、気分が悪くなり、トイレに行って嘔吐した時、
点滴棒に引っ掛けて、そのブレスレットはちぎれてしまい、
トイレの床に細かいビーズがバラバラーっと散らばってしまいました。

その時、トイレには偶然、その病院の職員の女の子が居合わせて、
トイレに付いているナースコールで看護婦さん呼んでくれた後、
床に散らばったビーズを拾おうとしてくれました。

確かに、とても大切な物ではあったけれど、
自分では、気分が悪すぎて、拾えるような状況ではないし、
人に頼もうにも、何せトイレの床だし、間に合わなくて床にも嘔吐物があったし、
もう諦めるしかない、と思い、
「ありがとう、でもいいんです。」とその子に言い、看護婦さんに連れられて部屋に戻りました。

で、その日の夕方、部屋のベッドで寝ていると、
さっきの女の子が、「失礼します。」と入って来て、
「あの、全部は無理だったんですけど…。」と、
ティッシュの包みを渡されました。

開いてみると、ビーズが入っていました。
あまりの感動に、お礼を言うのがやっとで、胸のネームプレートを見るのも、
名前を聞くのも忘れてしまったのが心残りです。
事務服着てたから、医事課の子だと思うけど。

退院時、もう一度お礼を言いたくて、受付を覗いてみたけれど、いなかった。
本当にありがとう。